WCCF CUP WINNER'S CUP The 9th
全国決勝大会レポート

第9回全国決勝大会ついに開幕!

2014年11月9日、昨年開催された第8回大会に引き続き、今回も決戦の地は東京東雲にある屋内フットサル場「ラモスフィールド インドア フットサル」! 今日この場所で、2014年のWCCF日本一が決定します。

開場から間もなく本戦に先駆け行われたのは、データ対戦『JAPAN WINNER'S CHAMPIONSHIP』ベスト4入賞者による、決勝大会最後の一枠をかけた最終決定戦。会場に集まった11名の監督のなかには、全国大会優勝経験を持つバンビ監督の姿もありましたが、残念ながらトーナメント1回戦で敗退。実力者でも負けたら終わってしまうのが、一発勝負のトーナメント戦の恐さでしょう。

そんなプレッシャーがかかる激戦を勝ち抜いたのは『JAPAN WINNER'S CHAMPIONSHIP』第101回チャンピオンのリュージュ監督(ラン・バ・ラル監督)。決勝大会最後の枠が埋まり、これで本戦を戦う32名がすべて揃いました!

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グループリーグ

まずは、全国各地で開催されたエリア大会を勝ち抜いた29名の監督、8月に開催された『PRE WCCF CUP WINNER'S CUP The 9th』優勝のミルク監督、データ対戦枠からリュージュ監督、そして前回大会王者【皇帝】ミッキー監督ら計32名によるグループ分け抽選が行われました。A~Hまでの8ブロックにわかれ、それぞれ上位2チームが決勝トーナメントへと駒を進めます。

史上初の2連覇がかかる前回王者のミッキー監督はDブロックに。初戦に勝利した勢いで続く2戦目も勝利し、早々と決勝トーナメント進出を決めましたが、第3戦でMANBO監督に敗れ勝ち点差で逆転。2位での通過となります。

グループリーグで圧倒的な強さを見せたのは、Bブロックのティスケ@監督とFブロックのグリコ監督でした。グループリーグを3戦全勝で抜けたのは両監督のみ。特にティスケ@監督は無失点での通過となり、その守備の固さは決勝トーナメントで戦う相手監督にプレッシャーを与えたはずです。

Gブロックでは、エリア大会以外のルートで本戦出場を決めたミルク監督とリュージュ監督が同居。他の監督たちとは違う条件で勝ち上がってきた両名が、どのような戦いぶりを見せるか注目が集まりました。結果は、決勝大会進出第1号となったミルク監督が1敗2分で残念ながら敗退確定。一方、リュージュ監督は1勝2分でトーナメント進出。1勝の差がとても大きな差となりました。

また、エリア大会から勝ち上がってきた監督のなかでは、サモハン監督が唯一の2大会連続のベスト16進出を決めています。

  • ABブロック CDブロック
  • EFブロック GHブロック


決勝トーナメント

グループリーグの結果を受け、1位通過者と2位通過者が1回戦で当たる組み合わせ抽選。さすがの実力者も1位通過者の壁を崩せなかったか、ミッキー監督、サモハン監督といった注目監督らが1回戦で姿を消していきます。逆に、全勝で勝ち上がったグリコ監督に対し、同じグループで1度負けているブレイク監督が見事リベンジを達成。しかし、2回戦ではカレン監督の前に敗れ残念ながら敗退してしまいました。

前回決勝大会にも出場していたカレン監督は、準決勝でデータ対戦枠のリュージュ監督と対戦。カレン監督は、リュージュ監督の固い守備の前に持前の攻撃力をなかなか発揮できず苦戦しますが、膠着状態をやぶる先制点を獲得。その後、リュージュ監督は何度もゴール前に迫りますが結局得点できず、そのままカレン監督が決勝戦に駒を進めました。

また、準決勝までいまだ無失点を続けるティスケ@監督は、激戦区東京Aエリアを制覇してきたアラミス監督と対戦。アラミス監督も5試合2失点という強固な守備陣を擁しているため、予想通りミスが勝敗を分かつ緊張感あふれる試合を展開。勝負はPK戦へ突入しますが、2戦連続PK決着となったアラミス監督はここで力尽き、ティスケ@監督がわずかの差で決勝戦へ進みます。

爆発力が持ち味のカレン監督に対し、無失点記録を続けるティスケ@監督といった、まさに矛と盾の戦いのような構図になった決勝戦。序盤からカレン監督はチャンスを作るものの、最後のところでティスケ@監督の守備陣に阻まれる展開が続きます。サイドエリアでの攻防、ゴール前での好守、手に汗握る展開に少しでも仲間の後押しになるよう観客席からも声援が飛び交います。

結局、90分では勝敗がつかずに決勝戦はPK戦へともつれ込みました。

  • 決勝

見事PK戦を制し、優勝したのはティスケ@監督でした! しかも、グループリーグから決勝戦までの全7試合で失点0。前人未到の無失点優勝を果たしたのです。その守備陣の構成は、ダンテとJ.ボアテングを軸に、サイドにシルベストルとダニーロ、その前列にアンブロジーニ、M.ディアッラ、L.ディアッラを配置し、ここまでの無失点記録を作りあげたようです。

優勝したティスケ@監督には、優勝カップとサイン入りユニフォーム、さらに世界でただ1人のみが得られる称号【首領】が授与され、さらに、ゲスト解説の千葉正樹サッカーゲームキング副編集長より「WCCFアンバサダー」に任命されました。

こうして、全国約450店舗での予選から始まったWCCF公式全国大会は、2014年11月9日に閉幕。9月6日からの2カ月間、熱い戦いを繰り広げてくれた参加監督に感謝するとともに、次回開催に向け、みなさんの応援を期待いたします!

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【首領】ティスケ@監督インタビュー

  • ティスケ監督
  • ——優勝おめでとうございます。今の率直な気持ちは?
    ティスケ監督
    やっぱり嬉しいです。それに尽きますね。もともとは、01-02バージョンでプレイしてたんですが02-03でやめてしまって、また2年前から復帰したんです。それで今回はエリア大会に出ることが目標だったんで、まさかここまでこられるとは思いませんでした。
    その分、リラックスできたんだと思います。
  • ——ご自身のチームのポイントは何でしょう?
    ティスケ監督
    ダンテとJ.ボアテングがよく動いてくれるんで、あとは中盤を厚くといったところですね。右サイドのダニーロは、最初はチームスタイルの「ロングパス重視」目的で入れていたんですけど、思ってた以上に守備が固かったのが発見でした。
  • ——今日の大会を振り返ってポイントとなった試合は?
    ティスケ監督
    準決勝と決勝のPK戦ですね。相手はちょっとWCCFをかじっていれば知ってる全国級のプレイヤー(アラミス監督、カレン監督)ですし、厳しかったです。コミュニケーションでジエゴ・アウベスにゴールデンシューズを渡していたおかげだと思います。いつもは違う選手に渡してるんですけど(笑)
  • ——チームのMVPを選ぶとしたら誰でしょう?
    ティスケ監督
    アンブロジーニですかね。前の3人(メッシ、C.ロナウド、ニースケンス)は動いて当たり前なんで、それよりも中盤でいい仕事をしてくれたアンブロジーニを選びたいと思います。
  • ——ありがとうございました。

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