エリア決勝大会
九州B リーグトーナメント表 レポート 全国大会出場監督
●レポート&写真:レトロ、BOBO、ホンドゥ(電撃アーケードカードゲーム
九州エリア2人目のエリア代表を決める熱い戦いの行方は!?アミパラ広島

2009年9月21日。九州Aエリア決勝大会の翌日、九州エリア2人目の代表を決める戦いが、前日に引き続き天神ギーゴで開催された。22名の参加予定者のうち、2名が欠員となり20名で争われた九州Bエリア大会。1ブロック4名によるリーグ戦が行われ、5つのブロックの1位5名と、各ブロック2位のなかから、成績上位の3名が決勝トーナメント に進出。トーナメントの優勝者には晴れて全国大会への出場権が与えられる。

前日同様にギャラリーも多く、歓声が飛び交う熱い戦いが繰り広げられた予選リーグ。Aブロックは、GKにゾフを配置し「ムービングパスワーク」で多彩な攻撃を展開したT-リンクと、サイド攻撃の軸にホアキンを据えたVvaren@デスラーが2勝1敗で並ぶも、得失点差でVvaren@デスラーが突破した。Bブロックはカカとリベリーのコンビネーションで合計12得点をたたき出し、2勝1分の戦績を残したCWS@ニアミスが決勝トーナメントに進出した。なお、Cブロックからは総失点を1に抑え、「ラインブレイク」での中央突破が印象的だったAmuro PaPa@DSが2勝1分で通過。Dブロックからはジダンの「フィールド支配」を中心に戦ったトータル・CWCが2勝1分でブロックを突破した。また、Eブロックでは4人中3人が2勝1敗となる大激戦。なかでも1位と2位は得失点差も並び、チームのトータルポイント差での勝負に。ATLEのクリンスマンとベルゴミを使用していた*SR*ファルコン"APが1405ポイント、ATLEやKOLEを起用しなかったバーノンマン2~GR~が1388ポイントで、バーノンマン2~GR~が1位通過を決めた。

予選の傾向としては、攻撃を仕掛けるサイドを切り換えたり、それに対応してDFを配置したりと終始ハイレベルな攻防が繰り広げられた。プレイヤーたちの『WCCF』に対する真剣な姿勢が感じられる予選リーグだった。

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得点が決まるとギャラリーからも熱い声があがるなど、天神ギーゴに集まったプレイヤーたちが、心から大会を楽しんでいる光景が印象的だった九州Bエリア。前日の九州Aエリア大会同様に、大会を盛り上げるギャラリーが多かったことから、九州の『WCCF』熱の高さが感じられた。ちなみに、この日は関西Aエリア大会の優勝者と、後日、九州Cエリア大会で優勝したプレイヤーが大会の模様を観戦に来ていた。大会に勝利するためには敵状視察も重要なのかも!?

そこで、関西Aエリア大会の優勝者・キュキュキュキュイン~監督に地域による違いを質問してみると、「DFの配置が関西と違います」という答えが。九州エリアの戦術を興味深そうに眺めていた姿が印象的だった。

決勝トーナメント1回戦第1試合では、*SR*ファルコン"APのクリンスマンとアスプリージャのホットラインが生きる展開に。2対0でVvarden@デスラーに勝利した。第2試合のQUEEN'Sナイトとバーノンマン2~GR~の対決では、バーノンマン2~GR~のロナウドが先制点をあげるも、そのあとのカカ&ロナウドによるクロスからの決定的なチャンスはQUEEN'Sナイトのゾフがビッグセーブ! 後半14分、QUEEN'Sナイトも黙っておらず、右サイドからカットインしたリベリーがゴールを決め、同点に追いつく。だが、バーノンマン2~GR~は、カカからのクロスをロナウドが決める黄金パターンで追加点をあげ、バーノンマン2~GR~が勝利した。第3試合は、THE REBEL:GTとトータル.CWCの戦い。THE REBEL:GTは、中央に配置したサビオラの独走で1点をもぎ取るが、トータル.CWCもメッシのクロスからアグエロが確実に決め、同点に追いつく。PK戦にまでもつれ込んだこの戦いは、神がかったビッグセーブを連発したカリッソを率いるTHE REBEL:GTが勝ち抜けた。4回戦はCWS@ニアミスのリベリー&カカの2TOPが大活躍し、怒涛の攻撃で3得点をあげる。対するAMURO PaPa@DSも後半から投入したロナウドが意地を見せる中央突破で1点を返すも、時すでに遅し。3対1でCWS@ニアミスが勝利した。

準決勝の第1試合は、*SR*ファルコン"APとバーノンマン2~GR~の対戦。*SR*ファルコン"APは右サイド、バーノンマン2~GR~は左サイドからの攻撃を主体としていたため、同じサイドでの攻防が目立つ試合展開に。試合前半、バーノンマン2~GR~のカカが3度クロスをあげるも、*SR*ファルコン"APのカシージャスは飛び出しでクロスボールをキャッチ。両チーム無得点のままハーフタイムに突入する。そして、後半23分、ついにその均衡は崩れた。バーノンマン2~GR~は自陣からカウンター気味の展開でカカにボールをつなぎ、そこからのクロスボールをロナウドがゴール! 待望の1得点目をあげたが、ここから試合は激しく動き出した。1点を先制された*SR*ファルコン"APはクリンスマンに代え、レジェスを投入。すると、この采配が大当たりで、後半36分、サイドを突破したレジェスからアスプリージャへのクロスで同点弾。さらに、アスプリージャをアグエロと交代させた直後、レジェスが右サイドをドリブルで切り裂き、鋭いクロスをアグエロに供給する。アグエロはこのクロスをボレーでゴールにたたき込み、ロスタイムに2得点目を獲得した。そのまま試合は終了し、*SR*ファルコン"APが劇的な逆転勝利を果たした。

準決勝の第2試合は、THE REBEL:GTとCWS@ニアミスの対戦。前半戦、CWS@ニアミスはリベリーからのクロスで決定的なチャンスを2度迎えたが、カカのシュートは2度ともゴールポストにはじかれる。さらに、THE REBEL:GTのカリッソは大当たりで、その後も数度放ったカカのシュートをことごとくはじき返す。前半23分、そのいい流れに乗るように、ロナウジーニョからのクロスをイニエスタが決めて、THE REBEL:GTが先制点をあげる。そして、前半が終了し、ハーフタイムへ。ハーフタイムでは、CWS@ニアミスが調子の悪かったカカをサビオラと交代させ、後半戦が開始。すると、後半7分、右サイドをドリブルで突破したCWS@ニアミスのリベリーから鋭いクロスがあがり、サビオラが強烈なヘディングシュート! だが、ここでもきっちりと弾き返すカリッソ。しかし、はじかれたボールはサビオラの足もとに転がり、これを押し込んでCWS@ニアミスは同点に追いつく! このゴールでチームに勢いがついたのか、後半28分、再び右サイドをリベリーが突破し、今度はサビオラがヘディングをゴールの隅にしっかりとたたき込む逆転弾。そのあとは両者チャンスを作りきれずに試合は終了し、2対1でCWS@ニアミスの勝利となった。

デンアケブログいよいよ九州Bエリアの代表を決める決勝戦。*SR*ファルコン"APとCWS@ニアミスの対戦だ。チームスタイルはそれぞれ、*SR*ファルコン"APが「バイタルエリアブロック」、CWS@ニアミスは「サイドエリア支配」で試合開始。前半15分、*SR*ファルコン"APのエブラが中盤でパスカットに成功し、そこから左サイドにいるアスプリージャへとパス。アスプリージャは左サイドを突破し、放ったクロスにクリンスマンがダイレクトボレー! *SR*ファルコン"AP が先制点をあげる。そのあとは、両者ともにサイドを突破しクロスを上げるも、両チームのGKがファインセーブで得点を許さない。前半43分、CWS@ニアミスのリベリーがカカへと決定的なクロスを上げるも、カカが追いつけずチャンスを逃したところでハーフタイムに突入。前半戦あまりパッとしなかったCWS@ニアミスは「アンチスピードスター」に切り替え後半戦に挑む。すると、後半9分、自陣のスローインから目の覚めるようなコンビネーションで右サイドのリベリーへパスが渡り、そこからのダイレクトクロスをペナルティエリア内のカカが落ち着いてトラップシュート! 試合は振り出しに戻った。勢いを取り戻したCWS@ニアミスは、後半19分にまたもや右サイドのリベリーへパスが渡り、鋭いクロスをカカが左足でゴールへと渾身の逆転弾! 逆転され、苦しくなった*SR*ファルコン"APはここから果敢に攻めるも、CWS@ニアミスの堅い守備に阻まれ、決定的なチャンスは作れず。逆にCWS@ニアミスは攻めこんできたところからのカウンターで一気に前線のフレブにパスをつなぎ、独走したフレブが3点目を決め決着。3対1で、CWS@ニアミスが九州Bエリア代表の座を射止めた。

その他大会のこぼれ話や、取材時のエピソードは、電撃アーケードカードゲームブログをチェックしてほしい!

電撃アーケードの視点&総括
トーナメント
※3位決定戦:バーノンマン2GR 1-2 THE REBEL:GT
A
GX signal.001
ピッコロ
T-リンク
Diodio
Vvaren@デスラー
デスラー
CENTRAL
マックス
GX signal.001
(3P/-2)
×
2-3
×
0-2

3-2
T-リンク
(6P/+1)

3-2

3-2
×
3-4
Vvaren@デスラー
(6P/+3)

2-0
×
2-3

3-1
CENTRAL
(3P/-2)
×
2-3

4-3
×
1-3
B
CWS@ニアミス
ショウ・コスギ
キエーボ グシカワ
シロゴリラ
FCR・クンクン
ボブ
MAXアジワイ9R
ボンジャミン
CWS@ニアミス
(7P/+10)

1-1

6-0

5-1
キエーボ グシカワ
(1P/-3)

1-1
×
2-4
×
2-3
FCR・クンクン
(3P/-6)
×
0-6

4-2
×
0-2
MAXアジワイ9R
(6P/-1)
×
1-5

3-2

2-0
C
ストレイド・ラミシジア
AKI
Amuro PaPa@DS
ディエゴ・マラドーナ
Schneider@05
チョッパー
THE REBEL:GT
エイトウーゴ
ストレイド・ラミシジア
(0P/-6)
×
0-3
×
0-1
×
0-2
Amuro PaPa@DS
(7P/+5)

3-0

0-0

3-1
Schneider@05
(4P/0)

1-0

0-0
×
1-2
THE REBEL:GT
(6P/+1)

2-0
×
1-3

2-1
D
QUEEN'Sナイト
QUEEN'S
ケリコロ@ナベ
ナベ
トータル・CWC
アキラ
CWS.O@サザンクロス
ピエール・ナカノビッチ
QUEEN'Sナイト
(6P/+2)

3-1
×
1-3

3-1
ケリコロ@ナベ
(0P/-4)
×
1-3
×
1-2
×
0-1
トータル・CWC
(7P/+3)

3-1

2-1

2-2
CWS.O@サザンクロス
(4P/-1)
×
1-3

1-0

2-2
E
*SR*ファルコン”AP
Y・I(ファルコン)
バーノンマン2GR
Barnon 9R
M.M.F.B
ジョゼ・モウリーニョ
レジン02(T~T)
レジン
*SR*ファルコン”AP
(6P/+3)

3-2

4-0
×
1-3
バーノンマン2GR
(6P/+3)
×
2-3

3-1

3-2
M.M.F.B
(0P/-7)
×
0-4
×
1-3
×
0-1
レジン02(T~T)
(6P/+2)

3-1
×
2-3

1-0
総括

九州Bあらゆるプレイヤーが集まった九州Bエリア大会では、4バック+3ボランチの守備に加え、片方のサイドを主戦場にした攻撃パターンで大会に臨むプレイヤーが多かった。試合中は、WGやCFといった攻撃的な選手を状況に応じて動かすプレイヤーがほとんどで、片方のサイド攻撃が機能していないと見るや否や、すぐさま前線3枚のカード配置を逆のサイドへ移動させ、相手の守備陣を混乱させる、といった攻防が展開された。チームスタイルは、WMVPのカカの使用率の高さも手伝って「フィールド支配」を使うプレイヤーが多かったが、攻撃時でも「ペナルティエリアブロック」や「アンチファンタジスタ」を始めとした守備的なスタイルを使用するプレイヤーが目立った。「点を奪うより、まずは自陣のサイドを破られないようにする」といった作戦を徹底してたようだ。

フォーメーションは九州Aエリア大会に続き4バックが多く、ペナルティエリア内にフラットで並べるパターンがほとんど。そして、守備的MF3枚をディフェンスラインのすぐ前に配置することで、7人できっちりと自陣ゴール前を固めるプレイヤーが目立った。サイド対策としては、4バックのサイドの選手のカードを動かして相手WGをマンマークすと同時に、MFの1人がその空いたスペースのカバーリングをするというのが定着。攻撃では、トップ下に1枚、左右どちらかのWGに1枚、相手ペナルティエリアの角に1枚置く変則的な2トップ&1トップ下の組み合わせがメイン。一度トップ下にボールを預けることで、WGの選手と相手SBとの距離にギャップを作り、そこを狙うといった巧みな戦術眼を持つプレイヤーが多かった。チームパラメータの育成傾向は、オフェンス、支配、スピードをともに震撼させているプレイヤーと、バランスよく六角形に育てあげるプレイヤーの2通りに大別された。

U-5で使える5枚のレア枠には、GKを含む守備陣に3枚とFWに2枚を割くプレイヤーと、守備陣に2枚とFWに3枚を割くという2パターンがほとんど。なお、優勝したCWS@ニアミスは前者のタイプで、この日戦った6試合でわずか5失点(1試合に2点以上取られた試合はなし)というのは、少なからずレアの起用法が影響しているはずだ。

ポジション

九州Bエリア大会に出場した22チームで使われていた、選手の各ポジションごとのランキングは以下のとおり。

使用カード

GK部門では、ほかのエリアでも人気の高いカシージャスが1位となった。なお、22人の出場者のうち、16人がGKにレアカードを起用しており、各監督がGKに重きを置いていることが分かる。また、レア以外のGKは、ほぼカリッソの1択という結果に。

DF部門は、人気カードのF.カンナバロを抑えて使い勝手のよいアンドラーデが1位に。以降はサイド突破に強いアビダル、エブラが同率で並んだ。それ以外では、コンパニの人気の高さは驚きだった。

MF部門は、アンデルソンやルーカスなど、ユーティリティ性にあふれ、かつ守備もできる『07-08』のREがランキングの上位を独占した。ちなみに、「ショートカウンター」を持つ1位のアンデルソンだが、試合中にそのチームスタイルを使うプレイヤーは少なく、単純に守備的MFとしての使いやすさを好んで起用するプレイヤーが多かったようだ。

FW部門ではWMVPカカ、LEロナウド、WMVPロナウジーニョのレアが上位を占めた。4位には同率でサビオラとアグエロが並び、南米のストライカーがランキングを独占した。F.トーレスやC.ロナウド、メッシといった全国的に人気の高い選手がほとんど使われなかったのは、九州Bエリア大会の特徴の1つといっても過言ではないだろう。

チームスタイル使用傾向

九州Bスタイル九州Aエリア大会に出場した20チームのプレイヤーが主に使用していたチームス タイルは右の結果に。流行のサイド攻撃対策としてWMVPのF.カンナバロが持つ「ペナルティエリアブロック」が1位、チーム全体のパス回しの精度を底上げするためか、WMVPカカやロナウジーニョなどが持つ「フィールド支配」が2位を獲得した。

1つのチームで、攻撃的なチームスタイルは1~2つ、守備的なチームスタイルは2~3つを使い分けるプレイヤーが多く目に付いた。なお、ランク外のチームスタイルでは、守備的なチームスタイルとパスワーク系のチームスタイルが大半を占め、ドリブルやクロス系のチームスタイルを使用しているプレイヤーはほとんどいなかった。

この大会に関するお問い合わせ:WCCF大会事務局 (E-mail:WCCF-Taikai@sega.co.jp)
(注意)上記イベントは都合により、予告無く中止・変更する場合がございます。予めご了承ください。
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