
A、Bの2エリアに分けられて行われた千葉エリア大会。東京から近いということもあり、千葉県のみならず、都内からも強豪チームが参戦した。
参加人数は総勢23名。予選リーグは、4名のグループが5つ、3名のグループが1つの計6グループで行われた。決勝トーナメントには、各グループの1位および、4名グループの2位になった5チームのなかで成績上位の2チームが進出する。
各予選グループでは、それぞれのチームの攻撃陣の動きが光っており、全試合を通じて0-0の試合は1つもなかった。そのような点の取り合いのなか、3戦全勝を決めたチームはゼロ。相手チームよりわずかばかりの得点力、そして運で勝っていた8チームが、激戦をかろうじて乗り越えた。
なお、予選グループを2位でありながら突破したのは、グループBのS'Kバァースディ@VRと、グループCのガッツの2チーム。どちらも1敗ずつ喫しているものの、残り2試合でしっかりと勝利を収めたのが、予選突破につながった。






千葉市の副都心蘇我臨海開発プロジェクトで開発された、シーサイドのエンターテイメントシティー「フェスティバルウォーク」。その一角にある「G-LINK蘇我」で今大会は行われた。店内は非常に広々としており、さらには大型筐体のゲームを数多く取りそろえている。来客者も家族連れが多く、地元の人間に愛されているという印象を受けた。
大会当日の天気は雲が目立ち、晴れやかな天気ではなかったが、会場は熱気で包まれていた。Jリーグクラブを持つ蘇我という土地柄もあって、地元の人間の多くがサッカーを愛していることも影響しているのだろう。試合の動静を見守る観客の眼は、『WCCF』を楽しむだけでなく、実際のサッカー観戦を楽しんでいるようでもあった。
決勝トーナメントの1回戦は、なんと3試合もがPK戦までもつれこむ激闘に。この結果からも、決勝トーナメントに出場したチームのいずれもが、実力が拮抗していることがうかがえる。
そのような激しい試合が続くなか、決勝へと駒を進めたのは、予選2位通過ながら、「ペナルティエリアブロック」でゴール前にカギをかける動きを得意とするガッツ。攻撃面では、(07-08 SP)リベリーによる、見事なサイド攻撃で得点を重ねてきた。
対するS'Kバァースディ@VRも予選をギリギリの2位で通過してきたチーム。リトバルスキーのサイド突破と、LEロナウドの高い決定力がウリの、爆発的な攻撃力が特徴だ。
どん底からよみがえってきた両チームの戦いとなった決勝戦では、激しいサイド攻撃同士がぶつかり合う。前半立ち上がりはS'Kバァースディ@VRが右サイドを支配。しかし、クロスは逆サイドに流れていってしまう。このこぼれ球を拾ったガッツは、素早く右サイドにボールを展開。そのままサイドを駆け上がったリベリーのクロスからアンリが合わせて、前半12分に先制点! この得点を受けてS'Kバァースディ@VRはDFラインを左側に寄せる。しかし、それを見抜いていたのはガッツ。右WGのリベリーを左WGにポジションチェンジさせる。そして前半24分、そのリベリーからアンリへのホットラインでガッツが追加点をあげた。なんとか1点を返そうとするS'Kバァースディ@VRだが、前半終了間際にハーグリーブスが痛恨のミス。ペナルティエリア付近でアンリにボールを奪われてしまい、3点目を決められてしまう。
3点のビハインドがあるなか、それでも自分のチームと戦術を信じるS'Kバァースディ@VR。前半と同様のサイド攻撃を後半も見せ、後半5分にリトバルスキーのクロスからロナウドが豪快なボレーを決めて1点を返す。その後は、サイドでの激しい攻防が続くが、両チームのGKがファインセーブを連発して、得点は動かず。前半のリードを守りきったガッツが、優勝の栄光へと輝いたのであった。
前半で3点の差こそついたものの、自らの戦術を貫きとおした、S'Kバァースディ@VRのサイド突破の斬れ味は素晴しかった。しかしながら、「ペナルティエリアブロック」で守備を固めつつ、要所要所で攻撃のキーマンのリベリーにポジションをチェンジさせていたガッツ。この差が、勝敗を分けたといえる試合であった。
その他大会のこぼれ話や、取材時のエピソードは、電撃アーケードカードゲームブログをチェックしてほしい!


| バァースディ@nana ポニョ | WASSE@パンチョ グッサン | コマルナァー クレイン | FC AGU Zero N.K | |
|---|---|---|---|---|
| バァースディ@nana 3位(3P/-3) | ○ 3-2 | × 0-2 | × 1-2 | |
| WASSE@パンチョ 2位(4P/0) | × 2-3 | △ 3-3 | ○ 3-2 | |
| コマルナァー 1位(5P/+2) | ○ 2-0 | △ 3-3 | △ 1-1 | |
| FC AGU Zero 3位(4P/0) | ○ 2-1 | × 2-3 | △ 1-1 |
| モンタ DE オフランス ナル | S'Kバァースディ@VR コウタ | SKY ♯LOVE♯ スカイラブ | KILALA$$ R.T | |
|---|---|---|---|---|
| モンタ DE オフランス 1位(7P/+4) | ○ 3-2 | △ 3-3 | ○ 2-0 | |
| S'Kバァースディ@VR 2位(6P/+5) | × 2-3 | ○ 3-1 | ○ 5-1 | |
| SKY ♯LOVE♯ 3位(4P/-1) | △ 3-3 | × 1-3 | ○ 3-2 | |
| KILALA$$ 4位(0P/-7) | × 0-2 | × 1-5 | × 2-3 |
| オス!オラ!ボビィ~ アッピアサン | LFO Type-KAZ KAZ | ガッツ ジュドー | =ゴールデン・ヴァーム= ヨアヒム・メルカッツ | |
|---|---|---|---|---|
| オス!オラ!ボビィ~ 3位(6P/+0) | ○ 2-1 | × 0-2 | ○ 2-1 | |
| LFO Type-KAZ 1位(6P/+4) | × 1-2 | ○ 4-1 | ○ 3-1 | |
| ガッツ 2位(6P/+1) | ○ 2-0 | × 1-4 | ○ 3-1 | |
| =ゴールデン・ヴァーム= 4位(1P/-5) | × 1-2 | × 1-3 | × 1-3 |
| PHENOME KING ショクニン! | FCM@GBT Kawamo | ホワイト@バァースディ タケシ | SIX-Gear ロビー | |
|---|---|---|---|---|
| PHENOME KING 4位(3P/-4) | ○ 3-1 | × 1-4 | × 1-4 | |
| FCM@GBT 2位(4P/0) | × 1-3 | △ 3-3 | ○ 4-2 | |
| ホワイト@バァースディ 1位(7P/+4) | ○ 4-1 | △ 3-3 | ○ 4-3 | |
| SIX-Gear 3位(3P/0) | ○ 4-1 | × 2-4 | × 3-4 |
| THE KING(R) Ryo | シェルド タムード | MS@バァースディ@GBT フェリペ | ブルー・ファントム ブルー | |
|---|---|---|---|---|
| THE KING(R) 2位(4P/+2) | △ 3-3 | ○ 4-1 | × 2-3 | |
| シェルド 4位(2P/-4) | △ 3-3 | △ 2-2 | × 1-5 | |
| MS@バァースディ@GBT 3位(2P/-3) | × 1-4 | △ 2-2 | △ 2-2 | |
| ブルー・ファントム 1位(7P/+5) | ○ 3-2 | ○ 5-1 | △ 2-2 |
| ナンクル~ タク | ブリッツ セナ | マサ*バァースディWCM <マサ>~<サヨ> | |
|---|---|---|---|
| ナンクル~ 2位(2P/0) | △ 2-2 | △ 3-3 | |
| ブリッツ 1位(4P/+2) | △ 2-2 | ○ 3-1 | |
| マサ*バァースディWCM 3位(1P/-2) | △ 3-3 | × 1-3 |
今までに行われてきたエリア大会と同様に、サイド攻撃が得点パターンのチームが多かった。そのため、出場チームのほとんどが、4-3-1-2(2トップの片方をサイドに配置するタイプ)か4-3-3で、サイド攻撃を生かすフォーメーションをとっていた。だが、「サイドエリア支配」のようなチームスタイルは使われておらず、「ドリブル突破」や「フィールド支配」のほうが好まれていた傾向がある。一方、守備面に関しては「アンチスピードスター」でドリブル突破を防ぎ、「ペナルティエリアブロック」でゴール前のディフェンス力を強化しているチームが多く見られた。
そのほか、左右のWGを入れ替えたり、相手のサイド攻撃に合わせてDFラインを左右のどちらかに寄せたりといったように、試合中のポジションチェンジが多く見られた。また、相手チームによってチームスタイルを変えるなど、臨機応変な戦い方をするプレイヤーが多かったことも特徴である。
U-5のレア枠に関しては、サイドの選手に1枠使うのを基本とし、あとは前線での決定機を少しでも高めるためにFW、相手のドリブルへの対抗策としてDFに使っているチームが多かった。そのため、GKとCMFにレア枠を使うチームは少なめとなっている。そのほか、ロナウジーニョ、カカ、F.カンナバロといったWMVPが人気を集めた。
なお、参加チームの多くが、さまざまな状況に対応できるようにするためか、チームパラメータを平均的に育てているのが印象的だった。また、そのなかで、1つのパラメータだけ震撼させているチームも見られた。
実力伯仲の本大会は、終始全国大会への切符を目指し、激しい戦いの連続だった。そのなか、優勝チームや準優勝チームには、志をともにする仲間たちの声援が常にやむことはなかった。このような、プレイヤーだけでなく、まわりからの応援=サポーターの応援といった様子は、実際のサッカーさながらの雰囲気を作り出していたのが印象的だった。
千葉Aエリア大会で人気を集めたカードは以下のとおり。
GKは『07-08』でREとして登場したカリッソが1位にランクイン。高いセービング能力に加えて、飛び出しも優れているという点が、その理由だろう。このカリッソをはじめ、3位と5位もREの選手。GKは、レアよりREの選手が多く起用されていた。
DFに関しては、人気のチームスタイル「アンチスピードスター」を持つK.トゥーレが9人に選ばれて1位に。2位には、DF能力に定評があるWMVPのF.カンナバロが選ばれた。SB、CBともにスピードが高い選手が人気だった。
次にMF。こちらはリトバルスキーがランクイン。彼のチームスタイル「ドリブル突破」は大会で1番人気のチームスタイルでもあった。以下の2位は、5名の選手が同率で選ばれた。とくにリベリーは、1位のリトバルスキーと同様に、チームのサイド攻撃のキーマンとして活躍していたのが印象的である。また、ほかのエリアではあまり使われていないボドメルがランクインしているところも、千葉Aエリアならではの特徴だ。
最後にFWだが、1位は6名が使用したサビオラ。鋭いドリブル突破と高い決定力、そしてチームに選びやすいREの選手だったことから人気を集めた。なお、2位と3位にはWMVPのロナウジーニョとカカがランクイン。この2人は、キープレイヤーとして起用されていることが多く、さまざまなチームで攻撃のタクトを振るっていた。
千葉Aエリア大会では、ポジション別で人気を集めた選手たちのチームスタイルが多数のチームで使われていた。とくに、1位の「ドリブル突破」は、リトバルスキーを起用しているチームのほとんどが使用。そのため、本大会では、彼のドリブル突破からのクロスが非常に多く見られた。一方、2位の「アンチスピードスター」は、このようなサイド突破を防ごうとするチームで人気があった。
中央突破を狙うチームには「フィールド支配」と「ラインブレイク」が人気。この2つは、サイドが崩せないときのサブチームスタイルとして使われることもしばしば。また、中央とサイド攻撃の両方を防ぐ「ペナルティエリアブロック」は、守備を固める際に使われる傾向が強かった。
この大会に関するお問い合わせ:WCCF大会事務局 (E-mail:WCCF-Taikai@sega.co.jp)
(注意)上記イベントは都合により、予告無く中止・変更する場合がございます。予めご了承ください。
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