

全国で最初のエリア大会となった東北Aエリア大会は、宮城県名取市のセガワールドセッツウイングスで9月5日(土)に開催された。
参加人数は25名となり、4名のグループが4つ、3名のグループが3つの計7グループで予選リーグが行われた。このなかから、各グループの上位1チームずつと、4名グループの2位になった4チーム中の成績上位1チームが決勝トーナメントに進出となる。
さすがに店舗予選を制してきた実力者がそろうだけに、グループリーグは大接戦となった。とくに、グループFは全試合が引き分けという白熱した展開となり、唯一ATLEを起用せずトータルポイントの低かったZeke Zero ・oldが勝ち上がりを決めた。
そのほか、グループCでもトータルポイントが勝敗を分け、ATLEオクデラ、WDF A.コール、タイオという3トップで注目を集めたマジックインパクトLSBが姿を消した。実力伯仲のリーグばかりで、まさに紙一重の差で勝負が決まったグループリーグとなった。






会場はご覧のにぎわい。惜しくも準優勝となったZeke Zero ・old(上段右:緑のシャツの人物)は、仕事を休んでの参加ということで、背中越しでのご撮影(笑)。
また、第2回全国大会優勝者のベガルタシンキチ7thも店舗大会を勝ち抜き、エリア決勝に参戦した。試合には、大好きなクライフェルトの名前が入ったFCバルセロナのユニフォームを着用して臨んだが、残念ながら2連敗という結果で、トーナメント進出はならなかった。
試合後、取材班のインタビューに快く応じてくれたベガルタシンキチ7th(下段右)。東京での決勝大会で着るつもりだったという、ベガルタ仙台のユニフォームに身を包み、「サイド攻撃全盛の時代、あくまで中央突破を実現するためのPSVのREクライフェルトは僕のポリシーですね」と笑顔で語ってくれた。
グループリーグを唯一3連勝で突破したコクシムソウ。
準決勝では、メッシの活躍が光るソニックSWAアルビセレステと対戦。この試合は、優勝したコクシムソウが「最も苦しかった」と語る試合だったが、C.ロナウドの活躍で3-2と辛勝し、決勝に駒を進めた。
対戦相手は全試合引き分けのグループFを抜けたZeke Zero ・old。トーナメントでは持っている実力を発揮し、順調に決勝進出を決めた。
決勝では、開始わずか4分に、右サイドでパスを受けたC.ロナウドがクロスを上げると、これにカカが合わせてコクシムソウが先制点をあげる。その後は、流れがZeke Zero ・oldに。しかし、前半23分に抜け出したディ・バイオのシュートはGKカリッソがスーパーセーブ。直後のCKもDF陣がはじき返し、得点を許さない。それでも流れは変わらなかったが、ガラ、F.カンナバロを中心にした堅いDFで得点を許さず、コクシムソウが1点リードのまま前半終了。
後半に入っても、同様の展開で、コクシムソウのキーマンであるC.ロナウドが、Zeke Zero ・oldのシャビとデ・ロッシの2人のCHに封じられ、自由にならない。そして、再びディ・バイオが抜け出し、強烈なシュート! だが、これを守護神カリッソがまたしても、ビッグセーブ。そして、Zeke Zero ・oldは後半35分に、3ボランチをダブルボランチに変更し、1点を奪いに行く。しかし、最後まで堅い守備力を発揮し続けたコクシムソウが先制点を守り抜き優勝!
わずかな差ながらも、その紙一重が勝敗を分けた今大会らしい決勝戦となった。また、決勝戦で対戦した両チームともにカードを相手の戦術やカード配置に合わせ、ひんぱんにフォーメーションを動かしている姿が印象的だった。
その他大会のこぼれ話や、取材時のエピソードは、電撃アーケードカードゲームブログをチェックしてほしい!


※3位決定戦:ソニックSWAアルビセレステ 3-2 バーニング・イーグルス
| コクシムソウ トッティ |
Fcバルセロナ7% アレン・ウォーカー |
ヨネッチ・R・ストリート ヨネッチ・ヒミツケッシャ |
ロックスター@ミリオン0 ナノルホドノモノデモ |
|
|---|---|---|---|---|
| コクシムソウ 1位(9P/+6) |
○ 5-1 |
○ 2-1 |
○ 3-2 |
|
| Fcバルセロナ7% 3位(3P/-6) |
× 1-5 |
○ 3-2 |
× 1-4 |
|
| ヨネッチ・R・ストリート 4位(0P/-3) |
× 1-2 |
× 2-3 |
× 1-2 |
|
| ロックスター@ミリオン0 2位(6P/3) |
× 2-3 |
○ 4-1 |
○ 2-1 |
| トリッキー・トラゴン トラゴン |
インパクト インパクト |
ヘタフェアーリーMAD Mr.D |
EXIT@T&M@ココア ケイフウエン |
|
|---|---|---|---|---|
| トリッキー・トラゴン 3位(4P/0) |
△ 2-2 |
× 0-1 |
○ 3-2 |
|
| インパクト 4位(2P/-2) |
△ 2-2 |
× 0-2 |
△ 3-3 |
|
| ヘタフェアーリーMAD 1位(6P/1) |
○ 1-0 |
○ 2-0 |
× 1-3 |
|
| EXIT@T&M@ココア 2位(4P/1) |
× 2-3 |
△ 3-3 |
○ 3-1 |
| Queen マナカ Wing FCマナカ |
moon c@tブリスベン マラドーナ |
キングダム エリック |
Cobalt 60”7th E.クラプトン |
|
|---|---|---|---|---|
| Queen マナカ Wing 4位(0P/-10) |
× 0-5 |
× 1-5 |
× 1-2 |
|
| moon c@tブリスベン 1位(9P/+8) |
○ 5-0 |
○ 3-1 |
○ 2-1 |
|
| キングダム 3位(3P/0) |
○ 5-1 |
× 1-3 |
× 0-2 |
|
| Cobalt 60”7th 2位(6P/+2) |
○ 2-1 |
× 1-2 |
○ 2-0 |
| FC.CAMP.NOU ライカー |
バーニング・イーグルス バーニング・イーグルス |
マジックインパクトLSB アオパパ |
SWA@パール・ロケッツ トラバットーニ |
|
|---|---|---|---|---|
| FC.CAMP.NOU 4位(3P/-1) |
× 0-1 |
× 1-3 |
○ 3-1 |
|
| バーニング・イーグルス 1位(6P/+1) |
○ 1-0 |
× 2-3 |
○ 3-2 |
|
| マジックインパクトLSB 2位(6P/+1) |
○ 3-1 |
○ 3-2 |
× 1-3 |
|
| SWA@パール・ロケッツ 3位(3P/-1) |
× 1-3 |
× 2-3 |
○ 3-1 |
| G3ドラエモン.7th ドラエモン |
ASサンパウロ コスタ |
ソリンピアコス KUSAKUSA |
|
|---|---|---|---|
| G3ドラエモン.7th 3位(3P/-1) |
○ 1-0 |
× 1-3 |
|
| ASサンパウロ 1位(3P/+1) |
× 0-1 |
○ 2-0 |
|
| ソリンピアコス 2位(3P/0) |
○ 3-1 |
× 0-2 |
| チームシオン<GD> シオン |
Zeke Zero ・old イルカ03 |
Mao's Room コウイチ |
|
|---|---|---|---|
| チームシオン<GD> 2位(2P/0) |
△ 2-2 |
△ 1-1 |
|
| Zeke Zero ・old 1位(2P/0) |
△ 2-2 |
△ 2-2 |
|
| Mao's Room 3位(2P/0) |
△ 1-1 |
△ 2-2 |
| オレンジジュースFC ワッシー |
ベガルタシンキチ7th シンキチ |
ソニックSWAアルビセレステ クワトロ=バジーナ |
|
|---|---|---|---|
| オレンジジュースFC 2位(3P/0) |
○ 3-1 |
× 0-2 |
|
| ベガルタシンキチ7th 3位(0P/-4) |
× 1-3 |
× 2-4 |
|
| ソニックSWAアルビセレステ 1位(6P/+4) |
○ 2-0 |
○ 4-2 |
サイド攻撃を中心に攻撃を仕掛けるチームの決勝トーナメント進出が目立った東北Aエリア大会。そのサイド攻撃を担うウイングの人気選手は、YGSからWWFまでさまざまなバージョンで起用されていたメッシ(WWF:5人、『07-08』SP:1人、YGS:1人)が7人で最も多かった。スピードを生かしたドリブル突破が強力なのが人気の理由の1つか。
次点が6チームで起用されていたロナウジーニョ(『05-06』WMVP:4人、EMVP:1人、『06-07』SP:1人)だった。得点に絡むクロスを上げる選手にはレアカードを選ぶプレイヤーが多く、レギュラーカードを配置するプレイヤーは少なかった。なお、全体で最も多く使われていた選手は、レギュラーカードのアンデルソンとサビオラが7枚で並ぶ結果に。
また、一番人気だったチームスタイルは「アンチスピードスター」で、K.トゥーレをキープレイヤーにして使用する場面がひんぱんに見られた。ほかにも、「アンチファンタジスタ」や「アンチハイタワー」を使用するプレイヤーが多く、このエリアでは守備を重視してチームスタイルを選ぶ傾向があるように見受けられた。フォーメーションは4-3-1-2で、2トップのどちらかをサイドに配置し、クロスを狙う布陣が多い。
それに対抗する手段として、DFやMFでマンマークを行うパターンと、DFライン全体を相手のサイドに寄せるパターンの2種類が見られた。また、U-5というレギュレーションのなかで、GKにレアカードを選択するプレイヤーが13名、DFは18名、MFは13名、FWは22名。MFにレアを用いず、直接得点に絡むポジションにレアを配置するパターンが目立った。
なお、チームパラメータの育成方法は、オフェンス、支配、スピードのすべて、もしくはこのどれかを震撼させているプレイヤーが多く、パラメータの面では攻撃的なチームを好む傾向が強いようだ。ただ、チームスタイルは守備的なものをベースに、局面にあわせバランスよく選択しているプレイヤーが多かった。チームパラメータで攻撃面を、チームスタイルで守備面を強化するスタイルが東北Aエリア大会の特徴だったといえそうだ。
大会中は勝利を競い合い、緊張感が漂う会場だったが、決勝戦が終わるとみなが優勝者を拍手で称え、場内は一気になごやかなムードに。スポーツマンシップが感じられる素晴らしい大会となった。
東北Aエリア大会に出場した25チームで使われていた選手を集計し、ポジション別に使用枚数の多かった選手をまとめた結果がコチラ。
GKは、『02-03』から根強い人気を誇るITブッフォンが1位にランクイン。同名カードのなかでも一番のスピード値の高さ、そしてチームスタイルの「降臨」が起用の最大要因だろう。5位には「PKキーパー」を持つタファレルがランクイン。起用していたプレイヤーは2名とも、補欠として投入していた。その理由は、PK戦に備えてというのもあるが、総合ポイントを低くしたい、という狙いもあっただろう。同率5位にはペリッツォーリ(02-03 RE)も並んだ。
次にDFは東北Aエリア大会一番人気のチームスタイル、「アンチスピードスター」をもつK.トゥーレとヴィヴァスに人気が集中。CBは選択肢が豊富だったようで、SBの選手が1~3位を占めた。なお、(04-05 RE)アンドラーデも同率2位。
そして、MFの1位は7名が使用したアンデルソン。「ショートカウンター」を持つレギュラーカードのなかでも、高めのパラメータが人気のポイントだろう。東北Aエリア大会は、アルゼンチンの選手を重用する監督が多かったため、2位にカンビアッソがランクイン。また、5位には同率のカードが多数ランクインしたものの、そのなかからガブリに注目。安定した守備力に加え、FCバルセロナに在籍経験があることから、FCバルセロナ在籍選手のみでチームを組む際に選ばれることが多かったのかもしれない。
FWの1番人気はドリブルでの突破力に定評があるサビオラ。2位のアグエロとともに、レギュラーカードの2選手がランクインしたものの、両方とも控えの選手だったのが印象的。また、3枚のレアカードが名を連ねたことからも、FWにはレアリティの高い選手を使用する傾向が強いようだ。
東北Aエリア大会で行われた全試合で使われたチームスタイルの使用傾向は右のような結果に。
ドリブル突破に対して有効とされる「アンチスピードスター」が1位になった。使用していたプレイヤー全員が(04-05 RE)K.トゥーレをキープレイヤーにしていたのが印象的だった。
ついで攻撃と守備の両面で役立つ「ショートカウンター」と、飛び出しからの得点が期待できる「ラインブレイク」が並ぶ。4位には流行していたクロス攻撃に対抗する手段として、「アンチハイタワー」がランクイン。
全体的に、攻撃的チームスタイルと守備的チームスタイルを使い分けるプレイヤーが多かったが、どちらかというと守備的なチームスタイルを常に発動させている場面が目立ち、失点を防ぐ意識の高さが感じられた。
この大会に関するお問い合わせ:WCCF大会事務局 (E-mail:WCCF-Taikai@sega.co.jp)
(注意)上記イベントは都合により、予告無く中止・変更する場合がございます。予めご了承ください。
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