
半袖では少し涼しさを感じるほどの気候だった9月12日、キャッツアイ新札幌店で行われた北海道エリア大会。
出場予定の19名から、1名の欠員が出たため、店舗予選を制した総勢18名が全国大会への出場枠1つをめぐり、争うこととなった。18名の予選リーグでは、3チームが参加するグループリーグ6つの1位に輝いた6名と、各グループの2位のチーム中、成績が上位の2名が決勝トーナメントに進出する。
熱戦が繰り広げられた予選リーグでは、AグループからはITインザーギをCFに配置したキャプテンブラボー、CブロックはWFW C.ロナウドからのサイド攻撃が主体のエンドレスヘブン東村山、Dグループはチェルシー在籍経験者のみでチームを組み上げたスタンフォード・新庄'S、Fグループからはブレーメ、リトバルスキーの2枚のATLEを組み込んだBallon'’ドールの4チームが2連勝で予選を突破。そして、Bグループからは、ジルベルト・シウバとジダの2枚のSPカードをチームに組み込んだFC Princeが1勝1分の1位で勝ち抜けた。また、Eグループでは、ITカンナバロとITネスタのダブルCBを擁するズッコランテと、LEミウラをCFに据えたクール&ザ・ムラマサが勝ち点4、得失点差が1で並び、両名ともに決勝へ進出した。
なお、各グループの2位からは、レアル・マドリード所属の選手が主力のレアル・フジU-5と、WDFガラをスイーパーに配置した148&FC-U5が勝ち点、得失点差ともに並ぶ結果に。最後の進出枠をチームのトータルポイントで競い、レアル・フジU-5がおよそ30ポイントの差で決勝トーナメントへの出場を決めた。
北海道エリアでは、グループごとに3チームが争うリーグ戦だったため、1勝や1敗の差が、トーナメント進出に大きく影響を及ぼす結果に。1戦1戦が重要で、非常に見ごたえがある予選リーグだった。






親子連れも多く、活気あふれる店内の一角に北海道中から店舗大会を突破したプレイヤーが集結した。北海道ブロックの特徴として、チェルシーやレアル・マドリードなどのリアルチームをコンセプトとしたチームが非常に多かったことがあげられる。とくにGreed$<CBR>は、今夏移籍したベンゼマのユニフォームに身を包み、YGSベンゼマを組み入れたレアル・マドリードをコンセプトにしたチームで大会に臨んでおり、その気合のほどがヒシヒシと感じられた。
また、注目を集めたのが、14歳で参加したBallon”ドール。ブレーメ、リトバルスキー、ダゴベルトの破壊力あふれる3トップの活躍で予選を突破したが、決勝トーナメント1回戦で、優勝したスタンフォード・新庄’sに惜しくも敗れた。勝ち残ったスタンフォード・新庄’sとFC Princeは決勝を前に健闘を誓い合った。
決勝トーナメントの初戦からは、FC Princeとズッコランテの対戦をピックアップ。「アンチスピードスター」や「アンチコンビネーション」などの守備的チームスタイルを駆使するズッコランテが1点を先制するも、FC Princeはロナウジーニョとエトーのコンビネーションで得点を量産。相手チームの守備的チームスタイルをものともせずに3得点をあげた。リアルさながら、FCバルセロナで一時代を築いた2選手の自在なポジショニングでの連携が逆転につながった。
また、弱冠14歳の若き監督が率いるBallon”ドールは、CFのドログバを始め、チェルシー所属の選手で組まれたスタンフォード・新庄'Sと対戦。Ballon”ドールはブレーメのクロスで何度かチャンスを作るも、チェルシーDF陣の堅い守備に攻撃を阻まれ、0対1で惜しくも敗戦。次代の『WCCF』プレイヤーが見せる熱戦に、会場は大いに盛り上がった。
そして、FC Princeとスタンフォード・新庄'Sの決勝戦。FC Princeは開始早々に「フィールド支配」を発動し、トップ下に配置したロナウジーニョから鋭いスルーパスを何度も供給する。しかし、スタンフォード・新庄'SのDFラインを統率するテリーがことごとくボールをクリア。その後もフィールド中央での攻防がしばらく続いたが、前半25分にドリブル突破で3名のDFを抜き去り、決定的チャンスをつかんだエトー。強引にペナルティエリア内に侵入しシュートを放つが、Sランクまで育った「シュートセービング」を発動していたツェホがこん身のビッグセーブでシュートをはじき、CKに逃れる。ロナウジーニョのCKは危なげなくDFがクリアし、そのままスタンフォード・新庄'Sがサイド攻撃を仕掛けるも、FC PrinceのSBの守備に阻まれ、両チーム無得点でハーフタイムに入る。
このハーフタイム中に、スタンフォード・新庄'SがWGのJ.コールを右から左へとポジションチェンジ。この作戦が見事にハマり、後半開始早々、守備が整っていない左サイドを突破したJ.コールからのクロスをグジョンセンがたたき込み、ついに均衡が破れた! 1点を奪われたFC Princeは、チームスタイルを「ショートカウンター」に変更して得点を奪いに行くが、前線に送るパスは、やはり堅いDF陣にクリアされる。スタンフォード・新庄'Sはこのタイミングでドログバを下げ、ライトフィリップスを投入。この交代が大当たりで、相手のスローインから奪取したボールをライトフィリップスがフィールド中央で受け取り、素早いドリブルで独走。飛び出してきたジダの横を抜けるシュートを放ち、後半38分に追加点を決めた。そして、そのまま試合は終了。スタンフォード・新庄'Sの守備の要である、テリーとブラルーズの両CBの堅固な守備が光った戦いだった。
その他大会のこぼれ話や、取材時のエピソードは、電撃アーケードカードゲームブログをチェックしてほしい!


※3位決定戦:キャプテンブラボー 4-1 エンドレスヘブン東村山
| キャプテンブラボー ジェイ | チンテル
デル ピエロ | サイレント・メビウス
カツミ・リキュール | |
|---|---|---|---|
| キャプテンブラボー 1位(6P/+5) | ○ 2-1 | ○ 4-0 | |
| チンテル2位 (3P/0) | × 1-2 | ○ 2-1 | |
| サイレント・メビウス 3位(0P/-5) | × 0-4 | × 1-2 |
| FC prince
ZAKA | カヤックスSV/C・H
カヤックスSV | レアル・フジU-5
フジタ トモミ | |
|---|---|---|---|
| FC prince 1位(4P/+1) | △ 3-3 | ○ 1-0 | |
| カヤックスSV/C・H 3位(1P/-2) | △ 3-3 | × 2-4 | |
| レアル・フジU-5 2位(3P/+1) | × 0-1 | ○ 4-2 |
| エンドレスヘブン東村山
ソウヒョウ | シャドウ
ランエボ8 | Greed$ ガルシア パーラ | |
|---|---|---|---|
| エンドレスヘブン東村山 1位(6P/+5) | ○ 5-1 | ○ 2-1 | |
| シャドウ 3位(0P/-5) | × 1-5 | × 2-3 | |
| Greed$ | × 1-2 | ○ 3-2 |
| スタンフォード・新庄'S
ツヨシ・シンジョウ | アスレチックス・リンク キクリン | 148FC-U5
148FC-U5 | |
|---|---|---|---|
| スタンフォード・新庄'S 1位(6P/+3) | ○ 2-0 | ○ 2-1 | |
| アスレチックス 3位(0P/-4) | × 0-2 | × 2-4 | |
| 148FC-U5 2位(3P/+1) | × 1-2 | ○ 4-2 |
| マルクシスト@DBH
マルク | ズッコランテ
パパデラマ | クール&ザ.ムラマサ
オレサマ | |
|---|---|---|---|
| マルクシスト@DBH 3位(0P/-2) | × 0-1 | × 0-1 | |
| ズッコランテ 2位(4P/+1) | ○ 1-0 | △ 2-2 | |
| クール&ザ.ムラマサ 1位(4P/+1) | ○ 1-0 | △ 2-2 |
| コノロムモヤルキナイケド ハンシン・T | Ballon”ドール ユウキ | Club GUCCI-SP Mr.GUCCI | |
|---|---|---|---|
| コノロムモヤルキナイケド 3位(0P/-3) | × 2-4 | × 1-2 | |
| Ballon”ドール 1位(6P/+5) | ○ 4-2 | ○ 4-1 | |
| Club GUCCI-SP 2位(3P/-2) | ○ 2-1 | × 1-4 |
北海道ブロックもほかのブロック同様、サイドエリアでの攻防を制したスタンフォード・新庄’sが決勝大会進出を決めた。ただ、エトーやロナウジーニョといった選手を中心に、中央突破でゴールを狙うFC Princeが決勝に勝ち残るなど、各プレイヤーの個性も存分に発揮されていた。とくにチェルシーやレアル・マドリード、そしてバルセロナといった、リアルチームをコンセプトにして、選手を選出するチームが目立ち、優勝したスタンフォード・新庄’sが「愛で乗り切りました」と語ったとおり、選択できるチームスタイルが制限されながらも選手配置や戦術ボタンを駆使することで、勝利をつかむプレイヤーが多数見られた。
このエリア大会で最も多く使われていたのは、7人のプレイヤーに起用されたCBのペペ。ディフェンスラインにレアやSPを2枚以上起用したプレイヤーは全18人中4人のみで、その多くがCBに1枚のレアを起用し、その相棒のCBとしてペペなどの優秀なREを選び、4バックを形成していた。また、GKにレアを選んだプレイヤーは12人、SPは3人、REは3人という結果に。ちなみに、このREのGKは、3人そろってカリッソとなっており、前線にレア、SPを集中的に配置し、攻撃的な戦略で試合に臨んでいた。
またチームスタイルは、このエリアならではといった大きな傾向はあまりなく、「アンチスピードスター」や「ショートカウンター」、「フィールド支配」といったおなじみのチームスタイルが人気だった。とくに「アンチスピードスター」と「ショートカウンター」は、メインで使うことはなくとも、なんらかの形でチームに組み込まれていることが多く、「アンチスピードスター」を持つ選手を起用したプレイヤーは18人中14人、「ショートカウンター」を持つ選手を起用した選手は7人という結果になった。
チームパラメータの育成傾向は、オフェンス、支配、スピードをともに震撼させているプレイヤーが最も多く、これらのどれかとディフェンスを震撼させているプレイヤーも目立ち、こちらも他エリアと同様の結果となった。リアルチーム愛あふれるプレイヤーや、14歳プレイヤーが大人のプレイヤーにまじって健闘するなど、心温まる一面も垣間見えた大会となった。
北海道ブロックに出場した18チームで使われていた選手の各ポジションごとのランキングは以下のとおり。
GKでは、ほかのエリアでも人気の高い(07-08 WGK)カシージャスが1位となった。パラメータの高さはもちろん、レアル・マドリードをコンセプトにチームを構成したプレイヤーが複数いたこともこの結果を後押ししているようだ。3位以降は1枚同率で13人のGKが並んだ。とくに、ブッフォンは4人のプレイヤーが使用していたが、AEや『04-05』のSPなど、それぞれカテゴリーが異なっているのが特徴的だった。ちなみに、サブメンバーにパラメータの低いGKを起用し、チームの総合ポイントを低くしようというプレイヤーはあまり見受けられなかった。
DFは、REながらパラメータが優秀なペぺが1位に。以降は他エリアでも人気の(04-05 RE)K.トゥーレやWMVPカンナバロ、(07-08 RE)サムエルが続いた。6位以下には、エブラ、デル・オルノ、アビダル、グリゲラといった優秀なREのSB選手が続き、相手のサイド攻撃対策としてある程度計算の立つ選手が人気だった。
続いてMFには、他エリアと同様に、REの選手が上位にランクイン。1位はチームスタイルの「ショートカウンター」が人気のアンデルソン。また、5位のJ.コールに同率でならんだ選手には、ペロッタ、マツザレム、アッピア、カンビアッソ、ガーゴと、やはりREが続き、MFでのレアの起用はあまり目立たなかった。
FWはドリブルが魅力のサビオラを6人のプレイヤーがチームに組み入れ1位だっが、先発で起用していたのは2人のみ。レアの起用が多く、その選択にプレイヤーの好みが如実に現れるだけに選手の顔ぶれは多彩だったが、2位のWMVPカカは高い能力とチームスタイル「フィールド支配」が人気で、このエリアでも起用が目立っていた。
北海道エリア大会に出場した18チームのプレイヤーが主に使用していたチームスタイルは右のとおり。REのK.トゥーレやアンデルソンといった選手で使用できる「アンチスピードスター」「ショートカウンター」が1位となったが、出場したプレイヤーはそれぞれに自分にあったチームスタイルを選択していた印象が強い。象徴的だったのが、優勝したスタンフォード・新庄’sで、攻撃時に「ウインガードリブル」、守備時に「シュートセービング」を中心に選択し、「サイドエリアブロック」や「アンチファンタジスタ」といったサブのチームスタイルを、相手のフォーメーションや戦況に応じ効果的に使用し優勝を手中に納めた。
また、GKのブッフォンは4人が使っていたが、使用カードはバラバラ。「アンチコンビネーション」「オーガナイズドディフェンス」「降臨」「シュートセービング」と、使えるチームスタイルを考慮して選択していたのかもしれない。ITブッフォンに人気が集中した東北Aブロックとは対照的な傾向にあった。
この大会に関するお問い合わせ:WCCF大会事務局 (E-mail:WCCF-Taikai@sega.co.jp)
(注意)上記イベントは都合により、予告無く中止・変更する場合がございます。予めご了承ください。
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